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夜間往診体制の維持についてのよくある3つの悩みを解決します

在宅クリニックを運営するにあたって、夜間往診体制がなかなか赤字から抜け出せずに困っている先生方も多いと思います。また、その噂を聞いて在宅医療に参入することをためらっておられる先生方も多いでしょう。

きちんと理屈が通った形で要注意の患者さんを診察しに行くことで、本来やるべき医学的管理を緻密に行い、深夜帯のコールや緊急往診を減らす効果が見込めます。

以下、書き起こしです。

今日は夜間の往診体制の赤字がきつすぎて、在宅クリニックの運営が難しいと認識しておられる院長先生が多いので、それについて私の思ってることを話ししたいと思います。

よく聞く院長先生の悩みとしては、夜間往診体制の赤字が大きすぎると。だからその体制を維持するための人員をできるだけ待遇をケチらざるを得ないということが悩みであったり、院長先生一人で夜間往診体制を、365日24時間維持するわけにはいかないので、非常勤の先生を雇うわけですけれども、その非常勤の先生の手当てが満足に出せなくて採用がうまくいってなくて悩んでいるいうこと。

それからできれば事務員だけじゃなくて、事務員というよりは看護師に夜も当直をさせたいんだけれども、やはり看護師という医療専門職を夜働かせるには、それなりに高めの時給を出さなといけないのだけれども、夜間帯の赤字がきついために、看護師の時給が出せなくて看護師を当直させるに至っていないという、この三つの夜間往診体制に関する悩みを聞くことが多いです。

対策

これらの悩みを解決する方法を、いくつかのクリニックはやはり持っていて、その中で私が一番優秀だなと思っているのが、夜勤帯の夕方の始めの方に要注意患者の往診を固めて行うという対策をしているところがあります。

要注意患者というのは基本的には、重症とか他の理由、例えば医師の診察がなかったら、毎日救急車を呼んでしまうような人とか、必ず街の中に一人ぐらいいるわけです。

それからは重症な人は当たり前ですけれども、当然、毎日あるいはそれに匹敵するような頻度で、診察を繰り返す必要があるわけです。

毎日容態が変わるわけですから、バイタルとか全身状態を見に行って、その治療内容は妥当かということを毎日判断する必要が当然あるわけです。

在宅医療においては、往診の頻度が重症患者に対して少ないという事の方が問題になっているわけですから、往診が頻回になることをあんまり気兼ねすると言うか、それで例えば保険が切られるとか、そういったことを必要以上に怯える必要はないと思います。

基本的には、往診の回数、患者に対するケアが、普通の外来クリニックでの加療とか、クリニックレベルのでの加療をについては、診察の頻度が少ないことの方が重症患者においては問題になっていますので、毎日医師が必要と認めた人に対して往診に行くということは正当化されることの方が圧倒的に多い、ということを、院長先生方認識していただいて、あまり往診することを非よらないようにすると、きちんと夜間往診体制も黒字にできるということをこちらでお話ししておきたいと思います。

それから夜勤帯のはじめに要注意患者を回っておけば、夜中のコールを減らすという効果が期待できます

患者さんはやはり医師に医学的な内容を相談するというのは、自分から電話していいのかなと、遠慮しているということがどんな地域でもそれが基本の現状です。

ですのであらかじめ重症とか、患者さんもしくは家族が悩みを持ってるだろうということが予想されるような方については、きちんとこちらからアプローチをして往診に行って診察をさせてもらうほうが、患者さんの悩みを先生的に潰すことが出来るという点で、コールの減少が期待できるのが二つ目のポイントです。

それから三つめ、これはちょっとポイントというか注意点なんですけれども、ゆくゆく夜間対応きちんと黒字化したあかつきには、やはり看護師を当直させる対応をするクリニックが増えると思いますので、看護師さんはできるだけ運転のできる人を雇っておいた方が良いです。

夜間帯に、医師と看護師とドライバーの三人を当直させるのはさすがに厳しいものがあります。どんなにきちんと黒字化の努力をしていても三人当直させるのは厳しいものがありますので、看護師と医師が往診に行くことになるわけですけれども、そこで重要なのが看護師が運転ができるということになってきます。

今回は夜間帯を黒字化するためにということでお話をしてきました。

もし夜間帯の赤字で、悩まれている先生方がいらっしゃいましたら、ご参考にしていただけますと幸いです。