訪問診療時に携行すべきPC・タブレット・スマホ等について

在宅クリニックにおいて電子カルテを採用した場合、診療にはパソコンやタブレット等のICT機器を持っていく必要があります。

今回はそれらの道具についてコメントしました。

以下、書き起こしです。

はい、こんにちは。

今日は、在宅診療で訪問診療を行うときに、持っていくべきICT機器ということでお話をしたいと思います。

今日お話しするのは、主に電子カルテを導入されたクリニック向けのお話です。私のおすすめの結論だけを述べていこうと思います。

電子カルテの場合、まずどういうカルテを採用するべきかと申しますと、多端末からアクセスすることを考えて、クラウド型・ブラウザ型のカルテを導入すべきです。

インストールして、そのパソコン上だけで動かすようなカルテではちょっとダメかなと思います。

そして持っていくべき端末を挙げていこうと思います。

まず、最も大事なカルテを入力する用の端末についてです。パソコンはwindowsとAppleがありますけれども、その他に最近はchromebookなんかも使えると思います。

基本的にクラウド型のカルテはブラウザの上で動くわけですので、当然ほとんどのカルテがchromeに対応してますし、chromebookも最近比較的お安く手に入るパソコンですので、こういったこともコストを考えると検討していく余地があるだろうと思います。

そしてパソコンは基本的にインターネット回線がくっついてないことが多いですので、これと同時にポケットWiFi、モバイルルーターを契約しておく必要があります。

現時点では、カルテを入力するのにパソコンなんて必要ないんじゃないかという風に思われる先生方もいらっしゃると思います。そして実際iphoneですとかipadで入力をさせようとしているクリニックを、私はいくつか見てきましたけれども、これまでのパソコンからそういったタブレット端末に変えてしまったクリニックでは、一様に医師のカルテの記述量が激減してしまうということが起こっています。

二つほどのクリニックでデータを見せてもらいましたが、これはもう圧倒的に減りますので、現時点では入力のしやすさを考慮してカルテの入力端末はタブレットにしないことをお勧めしたいと思います。基本的にはパソコンで打たせるべきです。そうしないと診療に支障をきたすぐらいの記述量の減少が見られます。

次に診療の補助者が持つべき連絡用のツールとして、何を持っていくべきかということですね。

カルテの入力端末とは別に、例えば電話とか職員間のコミュニケーションツールです。ChatworkとかLINEWORKSやMCSとかを使っておられるところもありますけれども、こういったアプリを確認するためにiphone・androidそれからタブレット。パソコン以外にこれらも必要になってきます。

この辺は医師に持たせる必要はなく、看護師や診療の補助者に持たせれば良いと思います。

そして、1日お仕事をしていくなかでクリニックに戻らないケースもあるかと思いますが、やはり充電が問題になってくることが結構多く、車の中にカーチャージャーを設置したり、後は充電の電池を念のため携行しておく必要があると思います。

そして診療では処方箋を発行することが多く、患者さんが訪問薬剤指導と言って薬剤師さん(薬局)が薬を届けてくれて、その場で説明をしてくれるサービスを契約されてる方以外は、処方箋を診察時に交付する必要がありますので、プリンターが必須になってきます。

パソコンやタブレットとプリンターが接続されている必要があるわけですが、できるだけ接続がスムーズなものを選んだ方が宜しいかと思います。

買う前にきちんとテストをしたほうがいいと思います。

というのも、診療の最後に処方箋を出すことになるわけですが、ここでプリンターとの接続が悪いと変な間ができてしまいます。

患者さんとお話をすることもできないけれど、機械から処方箋が出てくるのを待つ間ができてしまうことがあり、これは時間的にも無駄ですし、患者さんとも変な間ができてしまうということで、できるだけ接続が速いプリンターを選んだ方がいいと思います。

具体的には、WiFi接続の方とBluetooth接続があると思いますが、比較的Bluetooth接続の方が早いかと思います。導入される場合は現時点ではBluetooth接続に軍配が上がるのではないかと思いますのでご検討ください。

今日は、在宅診療の訪問診療の実施の時に持っていくべきICT機器というテーマでお話をしました。 ご参考になれば幸いです。

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